京都環境フェスティバル2020は終了しました。
京都環境フェスティバル2021特設サイトはこちらです。

桂川クラブかつらがわくらぶ
SDGs 目標12.つくる責任 つかう責任目標13.気候変動に具体的な対策を目標15.陸の豊かさも守ろう

団体紹介

桂川クラブは2008年10月に、生物相の豊かな桂川の自然を愛し、ゴミのないきれいな川にしたいと願う有志で発足しました。会員は約80名。渡月橋から三川合流までの約18キロの間を主たる活動範囲としています。現在取り組んでいる活動は、

  • 桂川を中心とした自然観察会の開催
  • 河川の美化清掃活動
  • 生物調査
  • 貴重植物の保全活動

です。月に1回会報『桂川だより』を発行して、会員の交流と親睦、情報交換をはかっています。いつでもご入会いただけますし、一般の方も活動に参加していただけますので、ご関心のある方はぜひお問い合わせください。

取組み内容

河川の環境の中で生き物たちを観察していると、すべての生き物が相互に依存し合った、大きな「つながり」の中にあることを実感します。一方で、現在人間の活動によってその健全なつながりが失われ、生き物の多様性が失われつつあることを感じます。桂川クラブでは、様々な活動を通じて、会員自身がそのような生きものの多様性と、それらのつながりの重要性を認識するとともに、次の世代を担う若者や子どもたち、そして市民への啓蒙活動を継続していきます。

団体紹介画像(1)
ロゴ
団体紹介画像(2)
清掃活動
団体紹介画像(3)
樹木調査
団体紹介画像(4)
貴重種保全活動
団体紹介画像(5)
観察会

2050年の世界(日本、京都)はどうなっていて欲しいですか?

人は豊かな自然環境なしには生きることができません。自然と人間の健全な関係の大切さを心から実感して、その実現のために行動できる人々が、日本からそして京都から世界に羽ばたいてほしいと思っています。

誰でもできるSDGsアクションを教えてください

  • ゴミ減量のための3つのR(Reduce(発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用))を実行する
  • 使い捨てプラスチック(ペットボトルなど)をできるだけ使わない
  • ゴミを適切に処理する
  • 河川にゴミを捨てない
  • 河川のゴミ拾い運動に参加する

おすすめの本を紹介してください

『桂川100選―植物・昆虫・野鳥の写真集―不思議いっぱい、発見いっぱい、自然の玉手箱』(桂川クラブ発行、2018年)
自然に親しむには手引き書が必要です。この本は写真集で、桂川に生きる植物、昆虫、野鳥からそれぞれ100種を選んでその写真に解説を付したものです。この本の美しい写真と解説を楽しみながら、身近な場所にある自然の豊かさを知りましょう。すぐ傍にいる生きものの存在を認め、その生きものに配慮し、その生きものとともに生きたいと思うようになれば、世界が変わります。また、この写真集を通じて私たちの活動をよりよく理解していただけます。詳細はお電話で、あるいは桂川クラブのホームページをご覧ください。

注目している事象を教えてください

  • 河川のゴミ問題、特にプラスチックゴミの問題

    河川のゴミはやがて海に流れ着き、風化・破壊されてマイクロプラスチックとなり、生態系を乱すだけでなく、海産物を通じて人間の体内にも取り込まれます。前掲のSDGsアクションを通じて、この問題の解決に協力したいと思っています。

注目している団体

  • 国土交通省淀川河川事務所
  • 河川レンジャー
  • 京都市環境政策局
  • 京都市建設局

地球温暖化による水害の甚大化によって、防災のための河川の改修が現在進んでいます。人命や財産を守りつつ、河川の自然環境や豊かな生物相への配慮がなされるように、上記関係部局に加えて、河川の自然を愛し、守る活動をしている団体とは協力関係を築きたいと思っています。

My SDGs宣言(行動目標)

川は四季折々に私たちの心を癒やし、豊かな恵みをもたらしてくれる存在です。川をきれいに、大切にして、川と人との豊かな関係を取り戻しましょう。