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京都府立莵道高等学校 科学部きょうとふりつとどうこうとうがっこう かがくぶ
SDGs 目標15.陸の豊かさも守ろう

団体紹介

京都府立莵道高等学校の科学部です。

莵道高校は敷地内に「莵道の森」と呼ばれる学校林があります。ここはニホンジカやイノシシなど多くの哺乳類が利用している里山林で、科学部では主に自動撮影装置(赤外線センサーカメラ)を使った調査を実施しています。

他にも、中庭に畑をつくってサツマイモなどの作物を育てたり、グラウンドにある貯水池の調査をしたり、昆虫採集をして標本を作ったり、学校独自のフィールドを活かした、莵道高校だからこそできる活動をしています。

活動の様子は学校ホームページで随時公開しています。学校林で撮影された動物の紹介もしていますので、一度ご覧になってみてください。

取組み内容

莵道高校の学校林で哺乳類の調査を続けてきて、宇治地域の里山には予想以上に多くの動物種が生息していることが分かってきました。この情報は学校ホームページなどを通して公開しており、多くの人に知っていただきたいと考えています。身近にたくさんの生物がいることが分かれば、そこから地域の自然環境を守っていく取り組みにも繋がっていくのではないかと思っています。地域における野生動物との共生を目指し、まずは「現状を知ってもらう」ことを大切にしています。

団体紹介画像(1)
学校林で撮影されたニホンジカ
団体紹介画像(2)
センサーカメラの設置
団体紹介画像(3)
学校林での活動
団体紹介画像(4)
学校林で撮影されたイノシシ
団体紹介画像(5)
学校林で撮影されたタヌキ

2050年の世界(日本、京都)はどうなっていて欲しいですか?

レッドリストの掲載種数が、今と比べて著しく増加していないことを願っています。

おすすめの本を紹介してください

「骨格標本作製法」八谷昇・大泰司紀之 著(北海道大学出版会)
莵道高校科学部では動物の骨格標本を作ったりもしています。その際に、とても参考にさせていただいてる本です。

注目している事象を教えてください

  • 外来生物の分布拡大について
  • 京都府におけるツキノワグマ分布域の南下について

注目している団体

  • 森林総合研究所 関西支所