川と海つながり共創プロジェクト
川と海つながり共創プロジェクト SDGs
団体紹介
2012年、海のない内陸の街亀岡市で3日間にわたって開催された「 第10回海ごみサミット2012年保津川会議」での約束として、「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」と「亀岡保津川宣言」が宣言されました。サミットで共有された約束を実行するために、川と海つながり共創プロジェクトは設立されました。
街から出た生活ごみは風に流され川に集まります。そして川に集まったごみは海にたどり着き、潮の流れにのり、世界中の様々な海岸に流れつきます。ごみの一部は小さく砕かれて、鳥や魚などに食べられてしまったり、海の底に沈んしまい、二度と回収できないごみとなります。河川や海洋ごみの多くは、街で出るプラスチック類やペットボトル。中には外国製品もありますが、日本の海岸にはやはり河川から流れ出た日本製品がほとんどです。
河川や海洋のごみは、一人一人が問題解決に向けて考える必要があります。河川や海洋のごみを増やさないために、地域の人たちに内陸部での発生抑制の重要性を伝えたり、保津川流域の清掃等の活動を続けています。
- 活動地域: 京都府亀岡市
- URL: https://kawa-umi.com/
取組み内容
海の豊かさを守るために、亀岡市内を貫流する保津川での清掃イベント「保津川の日」の実施、こども達と一緒に河川や海岸の漂着ごみの調査を行う体験型環境教育「こども海ごみ探偵団」を実施するなど、内陸部からのごみの発生抑制に取り組んでいます。
探偵団での調査結果は、参加者だけでなくプロジェクト構成団体は勿論、行政とも共有しています。
2050年の世界(日本、京都)はどうなっていて欲しいですか?
環境×経済×社会、三側面の統合的発展を目指すことが当たり前になる世界。
豊かな自然が守られ、様々な人や文化が交流する多文化共生が実現する世界。
それらを次代を生きる世代に繋いでいく責任を共有できる世界。
誰でもできるSDGsアクションを教えてください
「必要なものを必要なぶんだけ」
「もったいない精神」
使い捨て製品に代表されるように、これまでの大量生産・大量消費のライフスタイルを見直す必要に迫られています。まずは、それが、本当に必要なモノかどうか、少し立ち止まって考えてみてはどうでしょうか。
注目している事象を教えてください
SDGs、日本国内だけでなく各国のプラスチック問題への取り組み
注目している団体
- 桂川流域クリーンネットワーク
- NPO法人瀬戸内オリーブ基金
My SDGs宣言(行動目標)
かめおかプラスチックごみゼロ宣言の主旨である、海洋プラスチック汚染問題の解決などの自然環境の保全と、地域経済の活性化に一体的に取り組む「世界に誇れる環境先進都市」の実現のために、環境意識の醸成や取り組みの発信・啓発に貢献します。