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京都市 環境政策局 地球温暖化対策室きょうとし かんきょうせいさくきょく ちきゅうおんだんかたいさくしつ
SDGs 目標7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに目標11.住み続けられるまちづくりを目標13.気候変動に具体的な対策を

団体紹介

京都市は,京都議定書及びパリ協定の実行を支える「IPCC京都ガイドライン」採択の地として,2050年までにCO₂排出量正味ゼロを達成し,持続可能で豊かな京都の実現を目指しています。そのためには,徹底した省エネを推進するとともに,生活や事業活動に欠かせないエネルギーを,発電時にCO₂を発生しない再生可能エネルギーへと転換していくことが重要です。

再エネについては,「つかう(再エネ電気への切替え)」と「つくる(太陽光発電設備等の設置)」の両面で,導入を拡大する事業を実施しています。

京都市は147万人が暮らすエネルギーの大消費地ですが,皆様が再エネ電気を供給する電力会社やプランに切り替えていただくと,脱炭素につながります。そのため,京都市は,2050年までに使用する電力を100%再エネへ転換する意思を表明する「再エネ100宣言RE Action」アンバサダーとして,市内で再エネをつかう行動の輪を広げています。また,初期費用ゼロで太陽光発電設備を導入できる「0円ソーラー」の紹介や,太陽光発電設備のグループ購入などを通じて,再エネをつくる取組を促進しています。

団体紹介画像(1)
1.5℃京都アピール

取組み内容

市民や事業者の皆様に,SDGs目標7(エネルギーをみんなに,そしてクリーンに),目標13(気候変動に具体的な対策を)の達成に取り組んでいただけるように,以下の事業を実施しています。

  • 再エネをつくる「京都市太陽光発電プラットフォーム」

    導入コストの高いイメージのある太陽光発電ですが,初期費用ゼロで太陽光発電設備を導入できる「0円ソーラー」という新たなビジネスモデルが登場しています。市内事業者の皆様に安心して利用いただける要件を満たすことを京都市が確認した「0円ソーラー」プランを紹介するオンラインサイトを新設しました。相談窓口も設置しているので,お気軽にご利用ください。

    「京都市太陽光発電プラットフォーム」の説明図。詳細はリンク先に記載。
  • 再エネをつかう「再エネ電力グループ購入~EE電(いいでん)~」(京都府共同事業)

    市民の皆様におトクでエコな電気をご利用いただくため,再エネ由来の電気をグループ購入する「EE電」。約460名の方が参加し,好評いただいた第1回に続き,更に多くの方にご参加いただけるよう,第2回キャンペーンを実施中☆電気の切替えを希望される方を募集し,数をまとめて一括発注することで,スケールメリットを活かしたおトクな電気料金メニューが表示される仕組みで,第1回では,関西電力従量電灯A契約の4人家族の場合で,約11.500円おトク(約9.2%割引)な料金が提示されました。この機会にエコな電気に切り替えませんか? 参加登録は令和3年5月7日まで!

    「再エネ電力グループ購入~EE電(いいでん)~」の図説。詳細はリンク先に記載。

2050年の世界(日本、京都)はどうなっていて欲しいですか?

「未来の世代が夢を描ける豊かな京都」です。

CO2排出量正味ゼロと生活の質の向上,持続可能な経済の発展が同時に達成される脱炭素社会を実現しなければならないと思います。

→そのためには,あらゆる主体と気候非常事態に対する危機感を共有し,覚悟を持って立ち向かうことが必要と考えています。文化や伝統,進取の気風を生かして,二酸化炭素排出量正味ゼロとなる事業活動及び日常生活への転換を図っていきましょう。

誰でもできるSDGsアクションを教えてください

再エネ電気を「つかう」こと

生活に欠かせない電気ですが,発電の際にCO2を排出するもの・しないものがあります。毎日使用する電気を,CO2を排出しない再エネ電気へ切り替えることは,気候変動の具体的な対策の一つです。電力の切替えに工事は不要で,ホームページ上で切り替えられる場合が多く,誰もが取り組みやすいアクションです。

My SDGs宣言(行動目標)

私たちは,2050年までにCO2排出量正味ゼロを目指し,再エネを「つくる」こと・「つかう」ことの拡大などを通して,持続可能なまちづくりを推進します。