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京都森林・木材塾きょうとしんりん・もくざいじゅく
SDGs 目標6.安全な水とトイレを世界中に目標12.つくる責任 つかう責任目標13.気候変動に具体的な対策を目標15.陸の豊かさも守ろう

団体紹介

京都議定書発祥の地・京都から「地元産木材を使用し 森林を育てて CO₂削減」を合言葉として森林づくりから製材・加工、建築、バイオマス、神社・仏閣、京町家まで"木"に関するあらゆる情報を発信することを目的として2013年発足。

主な活動としては、

  1. 掲示板更新…毎月HP掲示板により最新情報を発信
  2. 現地見学会実施…林業先進地、木材市場、木造施設など見学
  3. 環境フェスティバル出展…木材製品展示、森林・環境に関するアンケート実施
  4. 講演会開催…大学教授、行政関係者、建築士などを講師として開催。

これらの行事を行政・関係団体と連携し協力しながら実施しており、各方面からの期待が大きい。

取組み内容

環境問題が世界最大の関心事となる中、京都議定書発祥の地・京都から森林・林業・木材産業、建築に関するあらゆる情報を発信し、〜DO YOU KYOTO?〜(環境にいいことしていますか?)の先導的役割を果たすため、2013年本塾を立ち上げた。

ただ、木材価格(スギ・ヒノキなど)は1980年をピークにして下落の一途をたどり、ここ10年は底値の状態が続き、放置森林が増えた。このため、国や府県では、森林整備するための森林環境税等を立ち上げ対応しており、本塾としても、行政・関係団体と連携し協力しながら元気な森林(やま)づくりに向け努力している。

団体紹介画像(1)
本塾掲示板
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環境フェスティバル出展
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現地見学会
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講演会開催
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矢野京大教授 セルロース ナノ ファイバーを手に講演

2050年の世界(日本、京都)はどうなっていて欲しいですか?

わが国の森林は国土の68%を占めており、森林の持つ公益的機能(国土保全、水源のかん養、二酸化炭素の吸収固定など)をすべての国民が享受している。近年、木材価格の低迷により、森林所有者は所有森林に対して関心が低下し、放置森林が多くなってきた。このため、国や府県では、森林環境税等を立ち上げて森林整備しているが、国民には十分周知されていない。

ただ、新型コロナ禍の関係でオンライン授業やテレワークなどで生活様式が変わり、国民の意識も大きく変わりつつある。これからは「物の豊かさ」よりも「心の豊かさ」を求めて、都市から農山村に移住する人が増えてくるものと思われる。

本塾としても、持続可能な森林や木材の効用を分かりやすく発信し、豊かな自然環境を満喫できる国になるよう努力していきたい。

誰でもできるSDGsアクションを教えてください

地球温暖化の原因の一つとして、ブラジルやインドネシア等における違法伐採があげられる。これは遠い国の話ではない。われわれ国民一人ひとりがその気になり、国を動かし、世界を動かして違法伐採しないよう世論を盛り上げなければ止まらない。つまり、国連等の機関が違法伐採を監視するシステムを構築し、違反者には厳罰を科すなどの制度を設ける必要がある。

いずれにせよ、日常生活の中で一人ひとりが意識して行動し、発信することである。