学生の取材特集

「お客さまとともに豊かな将来へ」取材先:イオン株式会社

最終更新日時: 2022-12-26 11:04:36
取材先企業分野

温暖化・気候変動 自然環境・生物多様性 循環型社会 再生可能エネルギー 京都の文化や暮らしとエコ 

イオン株式会社を取材しました

2022年11月14日に国立京都国際会館で開催された「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式・京都環境文化学術フォーラム国際シンポジウムにブース出展されたイオン株式会社への取材記事です。今回は、2022年度WE DO KYOTO!ユースサポーターの吉田さんに、取材の報告として記事を書いていただきました。

(以下、寄稿者:2022年度WE DO KYOTO!ユースサポーター 吉田)


イオン株式会社とは

イオン様は国内に約2万店舗、世界では15カ国に出店されており、小売・ディベロッパー・金融等の事業を展開されている会社です(2022年2月末時点)。「お客さま第一」という基本理念のもと、安心安全な商品の調達や資源循環型のライフスタイルの構築、脱炭素社会の実現等、多岐にわたる環境の取組を行われています。

持続可能な商品の調達

イオン様は、私たちの生活に密接に関わるものは、地球環境にも密接に関わっているとして、持続可能な商品の調達に力を入れていると仰っていました。
開発途上国の生産者と適正な価格で取引をする「フェアトレード」のチョコレートや紅茶、化学合成農薬や化学肥料等に頼らない原料を使用した「オーガニック」な商品としてコーヒーやオートミールをご紹介いただきました。他にも持続可能な漁業で採られた水産物のしるしである「MSC認証」や、責任ある養殖により生産された水産物のしるしである「ASC認証」のラベルがついた商品を販売されています。このようなオーガニックやMSC認証、ASC認証を受けた商品には、自然環境の持続可能性を追求するブランドとして「トップバリュ グリーンアイ」という緑のラベルがついています。

ご紹介いただいた商品

オーガニックオートミール

フェアトレードのチョコレート

リサイクルマイバスケット

壊れた買物カゴを回収し、リサイクル原料として30%配合し再製品化されたものが「リサイクルマイバスケット」です。お持ち帰り専用の買物カゴで、京都府内12店舗において1000個限定で販売されています。こうした買物カゴや買物袋の持参がレジ袋の削減へとつながります。

リサイクルマイバスケット

脱炭素社会実現への取組

2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロに、また、その中間目標として2030年までに店舗使用電力の50%を再生可能エネルギーに切り替えることを目指しています。店舗使用電力の削減および再生エネルギーへの転換に向け、太陽光パネルや電気自動車の充電ステーション設置等の取組をしておられます。

植樹活動

1991年から継続して「イオン ふるさとの森づくり」という植樹活動をされています。新店舗がオープンする際に、店舗敷地内にお客さまと地域の環境に合わせた木を植えることで、豊かな生態系を育むとともに地域のコミュニティの場としての役割も果たしています。2022年2月末時点で植樹合計本数は約1,242万本になるとのことです。

取材を終えて

お客さまの将来を守るために持続可能な社会に向けて環境への取組を行う、お客さまに安心安全の商品が渡るように商品の調達をするというように、取材中の節々でお客さまを第一に考えられていることが伝わり、それが大変印象的でした。今回の取材ではオーガニックな商品やMSC認証を受けた商品等、多くの商品をご紹介いただきました。こうした環境や持続可能な社会へ配慮した商品を、買物をする際の選択肢の一つとして手にとる方が増えればと思います。


取材時にいただいた以下のパンフレットも参考にして、この記事を執筆しました。(以下、PDF版)

https://www.aeon.info/company/message/profile/


取材日:2022年11月14日
寄稿者:2022年度WE DO KYOTO!ユースサポーター 吉田

*WE DO KYOTO!ユースサポーターとは

京都府知事から委嘱を受け、京都府とともに環境に関する活動を行う若者のこと。本サイトは、彼らが勉強会や企業取材を通じて得た学びや気づきを発信する場として位置づけています。

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